「レオナルド・ダ・ヴィンチの謎」(2006.3.31)

ダ・ヴィンチ・コード(上)読了。
ルーヴル美術館の館長ソニエールが暗号を残して殺された。そこに浮かぶ謎の組織・・・オプス・デイ。ちなみに、このオプス・デイ、実在します!結構読んでてショックだった部分も大きかったです。
総合では面白いが・・・数点問題が。どうやったらあそこまで速くアナグラムが解けるのか?など。考えた作者には感服ですが、ストーリーの流れ的に少々強引かな?という印象を受けました。今後の展開に期待して星三つ。(厳しめ

オプス・デイ公式

「ダ・ヴィンチ・コード(中)感想」(2006.4.6)

謎が謎を呼ぶとは、まさにこのことだと思いました。
ダ・ヴィンチ・コード、前回は微妙とまで書いた僕ですが、この二巻目には完璧にやられました。なぜなら、今回は謎解きも多々ありますが、それ以上にメインとなっているのがキリスト教とローマ教会の因縁の歴史だからです。
2000年の間信じられてきたキリスト教の歴史は、ローマ教会が真実を掌握したものだったのです!これは事実に基づいているので、僕も相当ショックでした。
キリストは独身ではない、聖杯とは人である・・・等々、キリスト教の根幹を揺るがす真実が次々と読者に迫ります。
聖書を読んだことのある方も、ない方も、これは必読です。映画も期待大。映画の前に、たったの三冊です、読んでしまいましょう。

敵組織のオプス・デイの代表、アリンガローサの変貌には爆笑でした。初めの頃は余裕綽々といった感じの司教でしたが、主人公らによって暗号が解かれ、キリスト教の真実が知られそうになるにつれ、ヘタレキャラになっていくのです。この辺も映画でチェック。

さて、最後はどう締めてくれるのでしょうか。

「ダ・ヴィンチ・コード総括」(2006.4.8)

圧倒されました。
ダ・ヴィンチ・コード読了。以下ネタバレ含みますので、ご注意ください。

暗号にしたがってイギリスへ飛んだ主人公、ラングドンら。次々と襲いかかる敵の罠。それらをかわしながら、『聖杯』の真実へ到達しようとするラングドン。そこに裏切りが・・・。オプス・デイの代表、アリンガローサはハメられていた。真のボス、『導師』こと歴史学者ティービングは、ソニエールの娘を人質に取り、ラングドンに聖杯の行方を教えるよう迫る。しかし、そこに到着した警部ファーシュによって逮捕。ラングドンは、真の聖杯にたどり着く。聖杯とは、一人一人の心の中にある星々だった・・・。

これだけではお粗末なエンドですが、ソニエールの真意やアリンガローサの真実が次々と明かされることで、カバーされています。導師が新キャラでなかったのも良かったです。「使い切り」小説として満足できました。暗号を通じてキリスト教の世界観を深く掘り下げた本作は、ヨーロッパで大問題となったそうです。2004年に公開された映画『パッション』でも、キリストは一人の人間として描かれていたように、これからはキリストを一人の『人間』として観るような小説が増えてくるのではないか、と後書きでは書かれていました。
外国文学で久しぶりに興奮出来ました。読書とはエキサイティングな経験であると改めて認識させてくれる『ダ・ヴィンチ・コード』。是非ご一読のほどを。

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